2024年7月19日金曜日

LubuntuをASUS T100HANにインストール

 すったもんだの末、システムメモリが2GBしかないASUS PC(タブレット+キーボード)にUbuntuの派生版(フレーバー)のひとつ、Lubuntu 24.04 LTS をインストールすることができた。

苦労したこと

  • UEFI画面の起動
  • UEFI画面での起動順位の変更
  • 最初にLubuntuを入れた後、調子が悪くて気に入らないので、他のフレーバー(Kubuntu、Xubuntu)も試したら、上手く動かなかったこと

● UEFI画面を起動させる

F2を押しながら電源ボタンを押すと、起動するらしいのだが、何度やってもだめ(T-T)

そこで、ふと、このPCのキーボードの調子が悪いことを思い出し、外付けキーボードでやったら、簡単にできた。

もう8年ぐらい使っているので、あちこちガタが来ているのだけど、まさかF2が効かないとは思っていなかった(^_^;)

● UEFI画面で起動順位を変更すること

思い込みから来るとんでもない勘違いで、完全に間違ったことをやっていた。

Bootタブのところで、Boot Orderを変更するのだが、起動順位1位の行で変更しなければいけないのに、USBメモリの名前が出ている行(起動順位4位)のところをいじっていた。

何度やってもできなくて、おかしいと思って調べて、自分の勘違いに驚愕した(笑)

起動順位1位の行でEnterを押すと、小窓が開くので、この小窓に表示されているUSBメモリの名前を選択すればよかったのだ。とっても簡単😅

● Lubuntuもイマイチだが、Ubuntuの他のフレーバーもだめだった。

Kubuntuはちょっと重めで、このASUSマシンには無理っぽいので、インストールはできたがあきらめることにした。

Xubuntuはインストールの途中で止まってしまい、インストールすらできず、お話にならなかった。

もうこうなると、Lubuntuしか選択肢が残っていない。

最初は、FMV(Windows 11)でRufusを使って焼いたブータブルUSBを使ったが、結果的にイマイチだったので、2度目のトライでは、DELL(Ubuntu 24.04 LTS)でブータブルUSBを焼くことにした。

DELLはFMVより低スペックなので、データのダウンロードに手間取ったが、ブータブルUSBの作成はあっけないほど簡単だった。USBを差し込んで、ブータブルUSB作成用のアプリを立ち上げたら、勝手に元データとメディアを認識してくれ、特に設定を選ぶこともなく、サクッと完了。

このブータブルUSBで再挑戦したら、最初とはちょっと違うメッセージが出た。このマシンはLubuntuの推奨要件を満たしておらず、一部の機能は無効になるかも、みたいな内容だった。

ああ、やっぱり、このマシンのスペックの問題だったんだ。

ASUS T100HAN システム構成

プロセッサ:Intel(R) Atom(TM) x5-Z8500 

CPU:1.44GHz、1441 Mhz、4 個のコア、4 個のロジカル プロセッサ

RAM:2.00 GB 

HDD:56.9GB

とにかく、Windows 10を消してしまったので、Linuxでがんばるしかない。

タブレットにもなるせいか、インストール画面が縦向きになってしまい、内容を読みながら、キーボードを使うのが大変だった😓

インストール完了後にようやく、横向きに変更できた。

スタートボタン(鳥マーク)> 設定 > LXQT設定 > モニターを開くと、[モニターの設定] 画面が出てくるので、[詳細]タブを選択して、そこの[回転]に[左][右][反転]という選択肢で希望の方向に回転できる。

端末画面でコマンドを入れないとだめなのか?と心配していたが、GUIで設定できてホッとした。

インターネットの閲覧、メールの送受信といった基本的なことは、とりあえず問題なくできる。

しかし、普段FMVのレスポンスの速さに慣れてしまっているので、ASUSがのんびりした反応しかできないことを忘れて、自分のキーの押し方が悪かったのかな?と思って、なんどもキーを押してしまったりすると、ASUSがパニックを起こして、フリーズ~再起動ということになる😭

そして、タブレットとしては、もう使えなさそう。(もしかしたら、何か設定を変更したらできるのかもしれないが、まだ調べていない)

ま、Windowsでは限界に来ていて、挙動がおかしくなっていたので、とりあえず、Lubuntuが導入できてよかった。

大きな負荷をかけない使い方を模索していこうと思う。

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