ウクレレを始めて2年半。ジャカソロなど、ストロークの多い曲の場合、これまではサウンドホールに付けるネックストラップを使っていたが、サウンドホールに負荷がかかって傷むという話を聞き、頻繁に使うなら、やはりストラップピンを取り付けてショルダーストラップを使えるようにしようと思った。
そこで次の動画を参考にして自力でストラップピンを付けることにした。
用意したもの
- ウクレレ
- ストラップピン(Orcas)
- ピンバイス(下穴用の手動式ドリル)
- マスキングテープ
- 定規
- サインペン
- ドライバー(+)
- 起毛シーツ(作業するテーブルの上に敷いた)
私はウクレレを2本持っていて、そのうちの1本、aNueNueのコンサートサイズのウクレレ(aNN-C3)はペグボタンが黒く、バインディングも黒っぽいブラウンなので、黒のストラップピンにしようと思った。
ストラップピンはFamousのものが形状的に優れているらしいのだが、Famousの黒のストラップピンが入手しにくかったので、Orcasのストラップピンにした。
★Orcasのストラップピンの寸法
私は上掲の動画の投稿者さんが使用されていたANNEXのピンバイスを購入したので、ドリルの太さは2mm、2.5mm、3mm。
初めて使うので、要らない薄いベニヤの端材で練習することにしたが、早速困難に直面。
3mmのドリルがハンドルに入らない!
...と思ったら、3mmのドリルはハンドルの後端に収納されているコレットチャックに付け替える必要があった😅
OrcasのストラップピンのネジはFamousより細いというレビューがあったのだが、実際見たら、やはり結構細い。2mmのドリルで大丈夫だろうか? 端材に2mmのドリルで開けた穴にネジを通したら、スカスカではないので、ギリギリ大丈夫か?
穴を開ける位置を決めるために、ウクレレの厚みを測ったら、7cmだった。もう1本のウクレレ(Famous FS-5G)は6cmなので、厚めだよね。コンサートとソプラノの違いだけじゃなく、厚みもあるから大きな音が出るのだと今更ながらに思った。
ウクレレのエンドの側板中央にマスキングテープを貼り、3.5cmのところに印を付けた。
ネジが入る長さは1cmぐらいなので、2mmのドリルの先端から1cmのところにマスキングテープで印を付けて、それ以上穴を開けないようにした。
下穴は大きすぎたら緩くなってしまうし、細すぎてもネジが折れたりするらしいので、初心者はドキドキしてしまう。
慎重にというか、おっかなびっくり、ゆ~っくりドリルを回した。木くずが出てきて穴が開いていっていることを実感し、さらにドキドキ。
無事に下穴が開いたので、ストラップピンを付ける工程に進んだ。ワッシャーとピンにネジを通して、ドライバーで締めていく。結構きつい感じ(2mmで大丈夫だった)。ネジが折れるのではないかと緊張しながら、これまたゆ~っくりネジを締めていった。
無事に取り付け完了(ほっ)😌
ストラップを付けたらいい感じ。
とりあえずヘッドにひもで結んでみたが、やっぱりネック側にもストラップピンを付けるかな。もう1個ストラップピンは買ってある。
ネック側のどこに付けるかなのだけど、こちらのサイトに詳しく解説されていて、ボディとネックの接合部分のボディ側(柱が入っている部分)がこのaNueNueのウクレレには良さそう。ネックのヒールは小さいし、その上の部分は尖っているのでとても付けられそうにないから。
ここに付けるとケースに収納した際にケース(ソフトケースで内側は布製)のクッションに負荷がかかって傷みそうだから、ケース内には補強用に何か付けたほうがいいかもしれない。
2個目も無事に取り付け完了😊
もう一つのウクレレ(Famous FS-5G)にもストラップピン(Orcasの金色)を買ってあるので付けようと思うが、ネック側はこのボディ部分には付けたくない。ハードケースなので、ストラップピンの分だけ高さが高くなってしまい、問題がありそうな気がする(気がするだけかもしれないが...)。
だから、FS-5Gを買ったネットショップ(Ebi Sound)さんが取り付けているという位置(ネックのヒールの上、側板と並行になる感じ)に付けようと思う(こちらの商品ページに取り付け位置の写真がある)。
で、上記と同じように作業を進め、FS-5Gも2箇所、無事に取り付け完了😊
だんだん慣れてきたが、最後に付けたネック側はちょっと緊張した。
電動ドリルを購入するか悩んだりもしたけど、小心者の私にはピンバイスがぴったりだと思った。私はうっかり者でもあるので、電動ドリルだと思わぬ失敗をしそうだし、1cm程度の穴なら手動でも全然疲れない。
ハードケースの収納も問題なくできたし、ストラップを付けてハイポジションを押さえてみたけど、これも大丈夫そう(ストラップやピンが邪魔になるのが心配だった)。
取り付け作業は、ネット上の情報に助けられ、難なくできた。
結局、いちばん時間がかかったのは楽器に穴を開けることを決心するまで。
2年半...😂
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