百年の孤独(ガブリエル・ガルシア・マルケス著、鼓直訳)という長編小説を読んだ。500ページ弱。読み終わるまでに4週間かかった(笑)
ホセ・アルカディオ・ブエンディアがマコンドという土地に住み着いてから、その後7代目までの記録。
ブエンディア家では、男性はホセ、アルカディオ、アウレリャーノ、女性だとウルスラ、アマランタ、レメディオスなどの名前が子々孫々に引き継がれていくので、何度も家系図で確認しないと誰が誰だか分からなくなって、混乱する。
開拓、反政府運動、色恋、神秘現象その他、いろいろな要素がちりばめられているので、読んでいて飽きないが、ラテンアメリカ気質なのか、理解に苦しむところも少なくなく、いっきに読むのは疲れる。
個人的には、最初から最後までブエンディア家に強い影響を与えたジプシーのメルキアデスが興味深かった。名前もアルキメデスをもじった感じで面白いし。
肉食、肉欲など、脂ぎった展開もパラパラ出てくるが、そこはサラッと読み流し、とにかく先に進むことに注力した。
図書館から借りている本なので期限までに読了できるかドキドキしたが、基本の2週間の貸出期間をさらに2週間延長してぎりぎり読み終わった。
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