2024年11月3日日曜日

絹の襦袢を自分で水洗いした

 重い腰を上げて絹の襦袢を自分で水洗いした。

参考にさせていただいたのは、たかはしきもの工房さんの動画2つ。

洗った襦袢は、薄いピンクの地に白の刺繍が数カ所入っているというもので、かれこれ40年以上前に作ってもらって以来、いちども洗ったことがない(たぶん)。

参考動画と同じ「海へ」という合成洗剤を使った。

動画ではヘアコンディショナーを柔軟剤代わりに使っているが、私はヘアコンディショナーをもっていないし、「海へ」のパッケージに柔軟剤不要とあったので、何も使わないことにした。

「海へ」はすすぎ不要なのだが、なんとなく泡が気になったので、1回軽くすすいだ。

その後、洗濯機で6分脱水して、すぐに高温でアイロンをかけた。

アイロン台がちょっと小さい(83×40)のと、アイロンかけが得意でないのとが相俟って、イマイチ思うように仕上がらない。

既にアイロンをかけたところが、他をやっているうちにしわになったり...。

とりあえず縦方向の縮み対策で、引っ張りながらアイロンがけをするというのはできたので、細かいところは、実際に着る前日にもういちどアイロンをかけようと思う。

母が防虫剤(ナフタリン)を大量に使っていたせいだと思うが、襦袢を水に漬けたら、ものすごい異臭が...😓

この臭い成分が多少でも落ちてくれたのなら、今回の水洗いは正解だったと思う(絹の風合いは落ちるが)。

虫もあの臭い(成分)が苦手なのだろうけど、私も苦手なんだよね。

母が私のために作ってくれた着物や母のお下がりの着物は有り難く使わせてもらっているが、この防虫剤臭が強烈すぎて、本当に困る。

着る前に陰干ししていたが、繊維の奥に染みこんでいるものは、そう簡単には落ちないのだな。

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